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就職活動Q&A

日本の就職情報に精通した就職カウンセラーが、素朴な疑問、不安など
就職に関する質問にすべて答えます!

就職カウンセラー 浜崎 日菜子

就職カウンセラー 浜崎 日菜子
(Global Career Partners Inc. 副社長(VP))
アメリカの大学での就職セミナー、就職カウンセリングを通し留学生の
就職をサポートしています。
執筆コラム:アメリカの就職事情、採用事情 ~シアトルからのレポート~
各大学でのセミナーについてもお気軽にお問い合わせください。


質問

準備編

1.就職活動のスケジュール
2.企業研究
3.自己分析

活動編

1.企業エントリー
2.書類(履歴書・エントリーシート)
3.面接について
4.筆記試験
5.内定

日本での就職について

回答

準備編

1.就職活動のスケジュール
  • Q1. 日本の就職活動について
  • A1. 日本の学生は早ければ、大学三年生の夏前から就職活動をスタートします。6月~7月にかけて各大学の就職課で「就職ガイダンス」が実施されます。12月から企業エントリーが始まり、最近は3年生の夏からインターンシップを経験する学生が多いのも特徴です。12月1日からは各企業が行う企業説明会や複数の企業が合同で行う合同説明会に参加したり、OB、OG訪問を始めたりし、選考も徐々に行われていきます。日経連に加盟をしている企業では倫理協定で選考は4月1日以降(2016年度より、8月1日以降へ変更予定)に行わなくてはならないため、大手企業の選考のピークは4月から連休前にピークを迎え、早ければ4月初旬に内定が出されます。多くは8月くらいまでに内定をもらいます。平成26年(2014年)度大学卒業予定者の内定率は平成25年10月1日の時点で64.3%(厚生労働省調べ、前年同期比1.2ポイント増)となっています。
  • Q2. 活動を始めるにあたって注意することは何ですか?
  • A2. 留学生は日本の学生と違って、各大学の就職課からのサポートが受けられなかったり、企業説明会、日本でのインターンシップ、OB、OG訪問に参加することが困難なため、情報不足、準備不足になることが考えられます。インターネットや日本にいる家族、友人、知人などから情報収集を十分するように心がけましょう。また、志望企業や志望業界の選考スケジュール、入社時期をしっかりと確認し、自分の卒業時期と合っているか、また一時帰国時をうまく利用して選考を進めるためにいつからどのように動けばいいのかなど、スケジュールをしっかりと立て準備をして行動しましょう。
  • Q3. 一時帰国の前にやることはどんなことですか?
  • A3. 帰国前に興味のある企業にはできるだけ企業エントリーをしましょう。また選考会や説明会の日程を確認し、予約が必要なものは取り、履歴書など必要な書類を送って担当の方と帰国前にコンタクトを取っておくと限られた日本滞在時間を有効に活用することができます。既に選考過程にある会社については必ず担当者の連絡先を控えると同時に、自分の日本での連絡先、滞在のスケジュールを伝えておきましょう。携帯電話のレンタルサービスなどを利用しても便利でしょう。採用担当の方もお忙しいので直前に連絡することは避け、遅くとも2週間前には連絡を入れるようにしましょう。

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2.企業研究
  • Q1. 英語を活かせる企業はどんな会社ですか?
  • A1. 外資系など社内公用語として職場で英語が必要な企業もあれば、日本企業でも海外赴任、海外出張または社内からでもEメールや電話で海外のクライアントと英語でコミュニケーションを取るという形で英語力を活かせる企業もあります。海外との取引のある会社であれば英語力を生かした活躍が可能ですので扱っている商品や取引先、海外拠点、海外でのシェアなどをポイントに企業を分析してみるとよいでしょう。グローバル化が進む現在、様々な業種、職種で英語を使える人材を必要としています。しかし、 “英語が使える”ということにこだわり過ぎて企業選びをすることは避けましょう。 英語はあくまでもツールですから、英語を使って何を したいのか(営業?会計?マーケティング?エンジニアリング?)ということも同時に考えてください。また、企業の規模が大きくなるほど、 入社してすぐに英語が使える希望のポジションに配置される可能性は低くなると思われます。 その時に後悔しないように、英語が生かせること だけではなく、自分が何をしたいのかということもよく考えて企業選びをしてください。また留学生の場合には、語学力を活かすことにこだわったり、語学力をアピールしがちですが、人事の方は、語学力をみるのではなく留学経験を通して得たことを会社にどう活かせるかを見ていますので面接のとき語学力だけをアピールするのは避けたほうがよいでしょう。

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3.自己分析
  • Q1. 自分の長所、短所がわかりません。自己分析の方法を教えてください。
  • A1. 過去の積み重ねが今のあなたです。自分のこれまでの経験を振り返ってみて“どんなことをしているときに、楽しかったか、充実していたか”“どんなことをしたときに、周囲よりも秀でていたか”“どんな人と一緒にいると力を 発揮できたか”“どんなニュースに興味を引かれるか”などを、ただ頭の中で考えるだけでなく、文章にして書いてみると、整理され、自分に ついて客観的に分析できてきます。
    また、周りの人に聞いてみることも大事です。自分では見えにくい部分や、自分について思い込んでいる部分について、親しい家族や友人の指摘 によって新しい発見をすることができます。 ぜひ、多くの人に自分に関するインタビューを行ってみてください。
    留学についての経験もまとめておきましょう。留学を希望した理由、その場所や大学を選んだ理由、実際にどんなことを学んだか、留学経験を通して変化したこと、得たことは何か、自分の言葉で語れるよう分析しまとめておくとよいでしょう。

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活動編

1.企業エントリー
  • Q1. 企業エントリーとは何ですか?
  • A1. 企業エントリーとは、企業に興味があるということを伝える1つの手段です。エントリーをすると、企業を理解するための情報や選考についての情報が送られてきます。日本の大学生は平均で80社程度エントリーをするといわれています。「エントリー=選考」というわけではありませんから、少しでも興味のある企業があったらどんどんエントリーをし、その企業について理解を深めていきましょう。
    求人企業検索
  • Q2. 企業エントリーについて、とりあえず情報を知りたいというだけでエントリーはできますか?
  • A2. 「エントリー=選考」と思われている人も多いですが、企業エントリーとは企業をよく知る手段の一つと考えてください。エントリーすることで、選考の情報だけでなく企業の詳しい情報が送られてきます。少しでも興味があったらどんどんエントリーをし企業研究を進めていってください。
    求人企業検索

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2.書類(履歴書・エントリーシート)
  • Q1. 履歴書とエントリーシートの違いは何ですか?
  • A1. 履歴書には氏名・住所・学歴を初めとした基本的な個人情報を記入します。エントリーシートとは、各企業が用意している企業独自の選考のための書類です。自己PRや志望動機、企業によっては自社の商品や業界についての質問項目を設けている場合もあります。
  • Q2. 資格や実務経験は必要ですか?
  • A2. 日本企業の新卒採用は、実務経験のない人が対象なので、経験は必要ありません。資格においても、何らかの資格を持って いることを応募条件に挙げている企業はほとんどないと思います。ただ、それぞれの職種に関連する資格(コンピュータ、経理など)を持っていると 、選考のプラス要素になる場合もあります。
  • Q3. TOEIC,TOEFLは受けるべきですか?
  • A3. 日本企業の採用担当者は、留学生は“英語ができるもの”だと思っています。アメリカの4年制大学、または大学院を卒業した 実力を持っている留学生の皆さんであれば、あえて、TOEIC、TOEFLを受けて、点数を履歴書に書く必要はないでしょう。 日本では、TOEFLはあまり 馴染みがないので、あえて受けるならばTOEICをお勧めします。

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3.面接について
  • Q1. 面接で緊張してうまく話せません。何かよい対策はありますか?
  • A1. 面接では誰もが緊張するものです。採用担当者もその事は理解していますから、神経質になり過ぎることはありませんし、 適度な緊張感は必要だともいえます。面接前にしっかり自己分析、企業研究をし、 面接で聞かれそうな質問に関しては予め答えをまとめておくなど準備を万全にしておくことで、自信をもって面接に臨み、皆さんが本来持っているものを十分に出すことができるでしょう。
  • Q2. 面接ではどんなことを聞かれますか?
  • A2. 新卒の採用面接と、実務経験のある方の採用面接の大きな違いは、前者はパーソナリティー中心、後者は経験、スキルを中心に質問をしていく、ということです。
    新卒採用の面接での一般的な質問では、以下のようなものが挙げられます。

    【留学に関する質問】
     ・なぜ留学したのですか?
     ・留学で得たものは何ですか?
     ・留学中、一番楽しかったこと、または苦労したことは何ですか?
    【企業に関する質問】
     ・なぜ、この企業で働きたいのですか?
     ・この企業でどんなことをやってみたいですか?
    【あなた自身について】
     ・長所は?短所は?
    【その他】
     ・最近興味を持ったニュースは何ですか?なぜ、興味を持ったのですか?
     ・最近読んで面白かった本は何ですか?

    採用担当者が知りたいのは、皆さんが企業の社風に合うかどうか、また、どのように皆さんがこの部署で活躍できるかどうか、というようなパーソナリティーと潜在能力です。
    従って自分をよく見せようとして、優等生のような回答をするよりも、等身大の皆さんを表現した方がよいと思います。本来の皆さんの魅力が伝わりますし、採用担当者も皆さんをよりよく理解できますから、 入社後に“この企業には合わなかった”というミスマッチが、企業と皆さん、双方に起こってしまう可能性を防ぐことができます
  • Q3. こちらから質問をする場合にはどのような質問をしたらよいでしょうか?
  • A3. 質問をするということは、 皆さんの企業に対する興味と、入社したいという熱意の表れであり、また質問の内容によっては問題意識、 先見性、創造性もアピールする ことができます。質問は予め用意して、面接の場でどんどんしてください。企業のWEBページだけではなく、ニュースを読んでいると、企業の製品、戦略、人事制度などについて色々な疑問が湧いてくるはずです。特に、企業の新しい情報(製品、サービス、戦略、制度などに関する)に関する質問は、採用担当者に良い印象を与えます。

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4.筆記試験
  • Q1. 筆記試験にはどんなものがありますか?
  • A1. 筆記試験には一般常識や学力を問う試験、作文や小論文といった文章力や論理的思考能力と考え方をみる試験、その人の適性を判断する適性検査などがあります。問題集が市販されているのでいくつか目を通しておくとよいでしょう。試験の問題や小論文の課題で時事問題を取り扱うケースも少なくありません。日ごろからインターネット上で各新聞社のニュースサイトなどを利用して準備をしておきましょう。業界によっての傾向もありますので、自分の志望業界についてどのような傾向があるか確認をしておきましょう。
  • Q2. SPIとはなんですか?
  • A2. SPIとはSynthetic Personality Inventoryの略で国語・算数の能力検査と適性検査をあわせたものです。
  • Q3. WEB適性検査とはなんですか?
  • A3. 遠隔地からの就職活動のためにインターネット(WEB)上で適性検査が受験できるシステムです。企業によって取り入れている企業とそうでない企業があるので確認しましょう。留学生にとってはアメリカから受験が可能で便利なシステムです。

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5.内定
  • Q1. 内定を断るときはどうしたらよいでしょうか?
  • A1. 欠員が出た場合に、それを埋めるのは企業にとっても大変なことです。内定を辞退するときは、できるだけ早く連絡をしましょう。担当者の方に直接会って辞退を伝えるのが望ましいですが、日本国外にいて難しい場合には電話をして辞退する旨とその理由を伝えましょう。
  • Q2. 内定をもらいましたが、このまま就職活動を終えてもよいのか不安です。
  • A2. なぜ不安なのかその原因をまず考えて見ましょう。内定をもらった会社のことで心配なのか、まだ希望している会社があるのか、整理をして見ましょう。会社のことで迷っているのであれば採用担当者の方に疑問不安を伝えて話してみるのもよいでしょう。

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日本での就職について

  • Q1. 日本企業は上下関係が厳しいとは本当ですか?
  • A1. 上司をファーストネームで呼び気軽に冗談も交わせる雰囲気のアメリカ企業と比べると、上司に対する礼儀や言葉使いにも注意を払わなければならない日本企業は堅苦しく感じるかもしれません。これは、アメリカと日本との基本的な文化の違いの表れでもあるでしょう。どちらにしても長所短所があり、長所としては日本企業の上司は一般的に部下の面倒見がよいと言われています。日本企業の上下関係は堅苦しいから自分には合わないという偏見を持たずに、皆さんがアメリカに来たときと同じようにまずはその文化をよく見て、理解し、溶け込んでみようとする努力が必要です。

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