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学生さんのお悩みに答えますVol.3(履歴書、ES書き方編)

皆さん、こんにちは。
帰国GO.comの鈴木です。
帰国GO.comへ寄せられるお悩みについて私が回答するという特集を行なっておりますが、
第三回目のテーマは「履歴書、エントリーシートの書き方」です。

就職カウンセリングを行なっていて、履歴書やエントリーシート作成にあたって様々な質問を受けます。今回は履歴書、エントリーシートを作成する際の注意点、お悩みに関してお答えしていきます。

【お悩みテーマ:履歴書、エントリーシートの書き方】

(学生Nさん)初めて履歴書やエントリーシートを作成するのですが、作成する上で最低限注意しなければいけないことを教えて下さい。
(鈴木)履歴書やエントリーシートは基本的にあなたと企業との最初の接点になります。紙1~2枚の中であなた自身を人事の方へPRするための大事なツールですので、誤りのないように作成しましょう。注意点は下記になります。
・指定に従う
⇒指定のフォーマットがある場合、そのフォーマットに従い作成することです。例えば、写真を添付する必要がある場合は、忘れずに添付しましょう。添付していない時点で、「注意力散漫」ということで書類審査不合格になります。
・誤字脱字の確認
⇒「留学生だから日本語が少し変でも許される」ということはありません。日本語を使ってビジネスを行なう可能性がゼロでない場合、きちんとした日本語を使えるのかも書類審査のポイントになります。作成後、何度も確認を行ない、その際に周囲の友達、家族に確認してもらったり、帰国GO.comの添削サービスを利用するのも有効です。
・質問への回答になっているのか
⇒質問の内容に対する答えになっているのか、確認しましょう。例えば、志望動機の欄であるにも関わらず、いつの間にか自己PRの内容になっているのを目にしたことがあります。採用する立場の気持ちになり、自分自身が書いた文章を読んでみましょう。
・記載する文字数
⇒文字数指定がある場合は最低9割は書くようにしましょう。空白が目立つと、採用する立場からすると、自己分析や企業研究不足を感じ不合格とします。また、文字数指定がない場合も、読みにくくない文字サイズで、指定された欄の9割を最低埋めるようにしましょう。タイプ可能な場合、文字サイズを小さくし、ありとあらゆる事を記載した自己PRを見たことがありますが、文字数が多すぎるのも、まとめ能力がないと判断され不合格となります。

たまに「練習のために受けます。」という声を聞きますが、その際であっても応募する企業の履歴書、エントリーシートを書く際はその企業で働くイメージを高め、実際に入社したいという気持ちを高めて向かい合いましょう。いい加減な気持ちで記載した文章は採用担当者から見ればすぐに分かりますので、作成するだけ時間の無駄になります。

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(学生Kさん)インターンシップやアルバイトの経験を履歴書に記載したいのですが、職歴に記載してもいいのでしょうか。
(鈴木)職歴に記載するのは正社員として雇用された経験のみ記載するため、インターンシップやアルバイトの経験は職歴には記載しません。履歴書のフォーマットで「その他課外活動」を記載する欄がある場合はそこに記載し、特定の欄がない場合、インターンシップやアルバイトに関して履歴書に記載したい場合は自己PRの欄に記載しましょう。

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(学生Oさん)人事の方の目を惹く自己PRの書き方を教えて下さい。
(鈴木)人事の方は何千枚という単位の履歴書やエントリーシートに目を通していらっしゃいます。目を惹く内容というのは、『その人らしさが伝わる』内容であることです。例えば、よく学生さんの自己PRに記載されている例として、「○○会の会長をしました」「ボランティア活動をしました」「成績優秀者として表彰されました」というように、「○○をやりました」の箇条書きをしている自己PRを目にします。確かに色々なことをやっている人だなということは分かりますが、それ以上のことはその文章からは伝わってきません。大事なことは、『なぜ、その行動を行なったのか』『何か問題があった際に、あなた自身は何を考え、どのような行動を取ったのか』『あなたの行動によりどのような結果になったのか』の一連のストーリーで、あなたが「どのような人であるか」を人事の方にPRしましょう。たくさんのやったことの羅列よりも、数を絞ってPRしたいことを深く伝えることが大事です。


第四回目のテーマは「面談攻略」についてです。

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