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帰国直前カウンセリングVol.1を振り返って

Vol.1 皆さん、こんにちは。
帰国GO.comの鈴木です。
今回は先日実施しました「帰国直前カウンセリングVol.1」より皆さんから質問の多かった内容をまとめてみました。

今回参加下さった皆さんは、正規留学生の方、交換留学生の方、文系の方、理系の方と幅広い属性の皆さんのため、質問事項も幅広かったのですが、その中でも特に多かった質問について取り上げていきます。

【お悩みテーマ:帰国前にすべきこと】

学生さんが今聞きたいことNo1は下記の質問でした。
(学生さん)学業が忙しく就職活動の準備をほとんどしていませんが、今から準備をしても間に合うのでしょうか。また、今しなければいけないことを教えて下さい。

(鈴木)帰国時期にもよりますが、3月の今ならまだ間に合います。ただし、既に選考を進めている企業や、4月から本格的に選考を進める企業も多いため、今月を頑張ることが大事です。
では、今の段階で何をすべきか、段階に分けて考えましょう。
 1)就職活動始めたばかりの方(まだ始める気がない方!今すぐ始めましょう!)
    まずは、自己分析です。自己分析のやり方はこちらを参考下さい。
    次に自己分析をもとに、「会社を決める上での軸(仕事する上での軸)」を
    最低3つ考えましょう。
    3つ考えたら、必ずその中でも優先順位を決めておくことを
    忘れないでやっておいて下さい。
    その後、自己分析や会社の軸をもとに業界研究や企業研究を行ないましょう。
    志望する企業が見つかったら、すぐに選考プロセスを確認し、ご自身が選考の際に
    日本に帰国できるか確認しましょう。
    選考時期に日本へ帰国できない場合は、急ぎ企業の担当者へ連絡を取り、ご自身が
    日本帰国中の選考が行なえるのか確認を行ないましょう!

 2)自己分析がほぼ終わり、志望する企業も決まっている方
    上記にも記載していますが、志望する企業の選考プロセルを確認し、ご自身が
    参加できるか否か確認を行なって下さい。
    不明な場合は、直接担当者の方へ連絡を取り、帰国後、慌てることのないように
    準備をしておきましょう。

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(学生さん)どのような企業、どのような仕事が自分に合っているのか分からないため、エントリーも行なえていません。
(鈴木)今回のカウンセリングでこれも割りと多かった質問です。こういう風に悩んでいる方、まずは考えを変えて下さい!「自分に合った企業を見つける」のではなく、「自分がやりたいことができる企業を見つける」ことが就職活動です。まずは、自己分析を通して、ご自身がやりたいこと、もしくは興味あることを明確化し、それをどのような手段で、どのように実現していくのかを考えましょう。それをもとに、それがどのような業界、企業で実現できるのか探していきましょう。3月でエントリー締切を行なう企業もありますので、早く志望する企業を見つけ、一日でも早くエントリーを行い、選考プロセルに疑問がある場合は、早めに担当者へ確認を行ないましょう。

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(学生さん)就職活動をしなければいけないのはよく分かっているのですが、やりたいことが見つかりません。(分かりません。)
(鈴木)自己分析不足です。自己分析をしていない方は自己分析をして下さい。自己分析をしたことがある方、本当に苦しむくらい自己分析をしましたか?自己分析は大変で、時間もかかりますが、きちんとやりきれば、その後の就職活動がとてもやりやすくなります。いつも学生の皆さんに言っていますが、私がお薦めしているのは1冊のノートと1本のペンを準備し、走り書きでよいので、今までご自身の人生の中で大きなターニングポイントとなった時、なぜご自身がその選択を行なったのか、「なぜ、なぜ、なぜ」と最低3回、ご自身に問い掛けて下さい。人生を振り返る際に、併せてご自身の人生での成功体験や大変だったことなど、様々なエピソードを思いますと思いますが、それを必ずノートに走り書きしておいて下さい。このノートはその後、ES作成時や面談時に役立ちます。

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(学生さん)自己分析をしたのですが、自分の長所がなく、自己PRで記載することがありません。
(鈴木)この場合も自己分析不足です。長所のない人はいません。誰もが自己PRできる何かを持っています。例えば、学業のこと、部活動のこと、バイトのことなど今までの人生を再度振り返って下さい。外資金融でインターンした、イベントで1000人集客したというエピソードは確かに目を引くかもしれませんが、大事なのは「やったこと」ではなく、ご自身が「どのように考え、どのように行動したか」です。どうしても、自己PRを考えられないという場合は、就職カウンセリングでお話をお聞きしますので、お気軽に御申込み下さい。

留学生の皆さんは就職活動のことを考えると不安に思う方も多いと思います。しかし、ただ漠然と不安に思うだけでなく、目標を決め、今やるべきことを明確化していくと、この不安は消えていきます。今回カウンセリングを行なわせていただき、最初は不安でしょうがないという留学生の方のお顔や声が、カウンセリング終了時にはイキイキとされたお顔や声になられたのを確認できると、私も安心いたします。
留学生としての物理的、時間的ハンデはもちろん皆さんありますが、皆さんが今まで経験したこと、培ってきた能力を最大限企業さんにお伝えできるように、日本にいない今こそ、ご自身にしっかり向かい合って下さい。
日本に帰国すると、周りの就職活動のスピードに圧倒されると思いますが、海外でしっかり自分自身に向かい合い、自己分析をやりきり、やりたいことが決まっていれば、恐れるものはありません。ただ、この準備をしっかりやっていないと、帰国後、周りにのまれて就職活動悪循環のわなにはまってしまいます。

次回の帰国直前就職カウンセリングは3月16日(金)に実施いたします。
ご興味を持たれた方は是非、ご応募下さい。

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