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GCP通信9月号 『外資系企業ってどんな所? その2』

皆さんこんにちは。帰国GO.com畠中です。
『外資系企業ってどんな所? その1』に続き、中規模の外資系企業について
お話いたします。
※文系(事務・総合職)に限らせていただきます。
 理系(エンジニア職)は、状況も異なりますため予めご了承下さい。

2.日本市場参入10~20年前後の中規模企業
--アップルジャパン、スターバックス・ジャパン、ダイソン株式会社 等


日本市場への参入が10年~20年前後と、そろそろマーケティング戦略や
日本人消費者の好みやトレンドを把握して、成長率が横ばいになりつつある外資系
企業郡といえます。
配属される部署(チーム)によっては、上司が日本人で無い場合もあり、帰国子女や
正規留学経験者の社員が多いのも特徴です。
基本的に日本のマーケットでの売上を伸ばすことを任されていますが、
Asia-Pacific Region (日本はアジア太平洋地域に含まれることが多い)として、
マーケティング戦略や販売チャネル、予算などが決めらる企業も多いので、
シンガポールまたは香港が、Regional Head Quarterとなり、そこから本社へ様々な報告
をあげるという場合もあります。
海外出張が米国や欧州の本社よりもアジアのHQへの出張が多かったり、
TV会議の相手先がRegional HQ(シンガポールや香港)のカウンターパートナーである等、
日本にいるので対外業務は日本語ですが、社内コミュニケーションは英語で行われます。
こういう企業の場合、語学力も重要ですが、上司やチーム内で生じるチームワークや
異文化コミュニケーションへの対応力が求められ能力となります。
新卒入社した場合、1-2年は日本語での業務になることもありますが、他国出身の社員や、
出張者も社内に多くいるので、仕事以外にも英語を話す機会は多いです。
実力次第で昇進できるチャンスが早い段階で与えられますので、一般的に日系企業よりも
キャリア形成が早いといえます。

次回は、新規参入の外資系企業についてお話いたします。
『外資系企業ってどんな所? その1』は こちら→https://www.kikokugo.com/topic/detail/86


■□■ 帰国GO.comから応募できる外資系企業 ■□■
ファイザーホールディング株式会社
→http://www.kikokugo.com/search/info/109489
メルトウォーター株式会社
→https://www.kikokugo.com/search/info/111695