学生さんのお悩みに答えますVol.5(色々なお悩み編)
帰国GO.comの鈴木です。
皆さんのお悩みについて私が回答する特集第五回目のテーマは「色々なお悩み」です。
就職カウンセリングでも様々なお悩みをお聞きすることが多いのですが、こんなこと聞いていいのかなと思うようなお悩みであっても、就職カウンセリングではドンドン聞いて下さいね。恐らく、このお悩みの中に皆さんも聞いてみたかったと思うお悩みがあるはずです。一人で悩まず、周りのお友達、ご家族、そして是非、帰国GO.comの就職カウンセリングサービスを利用して、悩みを解消し前向きな気持ちで就職活動を行いましょう!
【お悩みテーマ:色々】
(学生Iさん)筆記試験を行なう企業は多いと思うのですが、どのように筆記試験対策はどのように行なえばよいのでしょうか。
(鈴木)日本の書店に行くとSPI対策をはじめとして様々な筆記試験対策の書籍があると思います。ご自身が使いやすそうと思う本を1冊購入し、それを繰り返し勉強し、慣れておくのが大事です。また、ただダラダラと解くのではなく、制限時間に沿い緊張感を持って勉強しておくと、本番で役立つと思います。また、最近ではウェブでも筆記試験対策の問題を見付けることができますので、少しずつでよいので早めに対策を行ないましょう。全く何もしないのはよくありません。筆記試験で落ちるのは本当にもったいないことです。
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(学生Tさん)ボストンキャリアフォーラムでインターンシップに応募しているのですが、採用されるポイントを教えて欲しいです。
(鈴木)インターンシップに応募する場合も、正社員として雇用される場合も採用ポイントは同じです。『なぜ、この会社でインターンシップをしたいのか』、『インターンシップ中に何を学びたいのか、何を経験したいのか』をしっかり伝えられるように、自己分析や企業研究に力を入れ選考に臨みましょう。私自身も昔日本企業でインターンシップをした経験がありますが、インターンシップ選考の最終面接で役員人事の方に「弊社の業績を改善するために必要なことは何だと思いますか。」という質問を聞かれ、返答に窮した記憶があります。インターンシップであっても、その企業で働くことに変わりはありません。しっかり準備をしましょう!
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(学生Uさん)大学卒業後にOPTを使いアメリカで就労経験を積み、その後就職活動を行う場合、新卒として就職活動を行なえるのでしょうか。
(鈴木)OPTは正規雇用ではないため、新卒としてほとんどの企業で就職活動を行うことは可能です。しかし、一部企業では応募条件として卒業年度を設けている企業もあるため、志望する企業がどのような応募要項を設けているのか事前に確認を行ないましょう。「卒業→OPT→就職活動」というやり方もありますが、「就職活動→卒業→OPT(期間は短くなりますが)」というやり方もあることを念頭に入れ、どのようにOPTを活用するのがしっかり考えて下さい。
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(学生Kさん)就職活動の時期に日本にいないためOB、OG訪問できない場合はどうすればよいのでしょうか。
(鈴木)留学生の皆さんからよく聞く質問です。その他、海外の大学のためOB、OGがいないという質問も多いです。確かに海外在住の場合、OB、OG訪問をするのは難しいことですが、どうしてもOB、OG訪問をしたいという気持ちがあるならば、ご自身が持つ人脈ネットワークをフル活用しましょう。例えば、在住する地域の日本企業商工会を訪ねてみる、留学エージェントや留学サポートセンターでOB、OGについて聞いてみる、日本の友人のツテを使うなど、様々なやれることはあります。そして、OB、OGの方を運よく見付けることが出来た場合は、メールや電話等で問い合わせを行なってみましょう。その際、一番大事なのは「礼儀」です。社会人の方は忙しいため、そのお時間を割いていただくという気持ちを忘れないで下さい。問い合わせを行なう際は、「自己紹介」「なぜ連絡を取らせていただいたかの理由」を説明し、お時間ある時に是非、お話をお聞きしたいとお伝えしましょう。その場でお時間を取っていただける可能性もありますので、質問等きちんと準備しておきましょう。私も社会時代に大学の後輩より連絡をもらったことがありますが、話を聞かせてもらって当然という態度の場合、やはりなぜこんな子に時間を割かねばいけないんだろうという気持ちになり、逆に丁寧な対応をしてくれる子の場合、色々相談に乗ってあげようという気持ちになった記憶があります。何度も言いますが、言葉遣いはもちろんのこと、感謝の気持ちを忘れずに問い合わせを行なって下さい。
この掲載も第五回となりましたが、一つでも多く皆さんの疑問を解消することができたでしょうか。
次回のテーマは現状未定ですが、何か聞きたいテーマがありましたらinfo@kikokugo.comまでご連絡下さい。
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