就活の基本!~内定について②
今回は「入社する企業選びのポイント」、「内定辞退の仕方」の特集です。
★内定にあたって~まだ決めることができない。。。。
第一志望の会社から結果が出ていない、決定的な決め手がない、もう少し活動をしたいなど、内定はいただいたものの、すぐに決めることが出来ないという場合もあります。迷っている気持ちがあるならば、正直にご自分の状況を話して、内定について意思決定する時期を延ばしていただくことが可能か相談されてみることも可能です。
ただ、企業としては採用の人数というのは決まっているので、学生が内定を承諾しない場合にはもう一度選考を行う必要があります。次点の学生や担当者の方に迷惑をかけることにならないように、「内定辞退」も「内定承諾」もなるべく早めに伝えることが重要です。すぐに連絡を取り、そして、期限を決めて相談をされると良いでしょう。こういった内容の話はメールですべきことではありません。直接お会いして相談するのが一番よいのですが、アメリカと日本という距離がある場合には、直接会えないお詫びをした上で、電話でお話しするのが良いでしょう。もし日本に滞在している場合には、訪問したい旨、お伝えしましょう。
★内定にあたって~どちらか決められない!
数社から内定をいただいた場合に、どこにするか決めかねる事もあるでしょう。その場合にはポイントを絞ってその数社を比較してみたらいかがでしょうか?
1)入社にあたってポイントを表にしてみましょう。
項目は1つでも多い方が、判断しやすくなります。
(仕事へのやりがい、給与、キャリアステップ、福利厚生、社風、英語を使用する頻度など)
2)最優先したい(譲れない)ポイントを決めましょう。
3)各項目について点数化して比較してみましょう。
そうすると、総合的にどちらの(どの)会社に入社することが自分の希望にかなっているか見えてくるでしょう。
また「その企業で働いている自分が想像できる」かどうかも重要です。仕事内容や各種の条件はもとより、会社の雰囲気や風土が自分に合っているかも決め手となるでしょう。
それでもまだ決められないという場合には、人事の方に相談をして、先輩社員と話をさせていただく機会をとったり、他の内定者と会ってみることも有効です。
★内定辞退について
「内定辞退」をする時のマナーですが以下の点に気をつけてください。
①とにかく早めに連絡を!
→繰り返しになりますが、企業や他の学生の迷惑にならないように早めの連絡が重要です。
②まずは電話で、その後(可能ならば)訪問。そして謝罪のお手紙を。
→手紙では相手に届くまで時間が掛かり過ぎてしまうので、まずは電話で直接担当者と話をしましょう。伝言では気持ちが伝わりませんし、きちんと担当者に伝言が伝わらないこともあるかもしれないので、「直接」お話することが大事です。
→謝罪については、形式だけのものではなく自分の気持ち(誠意)の伝わるものにしましょう。
→辞退の理由は、人から聞いた企業の悪い噂やマイナス情報で決定したという印象を与えないようにしましょう。
※内定辞退※
入社承諾書や誓約書などを出す前の内定辞退や、
「内定承諾書」などを提出した後での内定辞退は、通常は入社日の2週間前であれば、辞退をしても法律で訴えられることはありません。
しかし、企業や他の学生への迷惑にならないように、誠意を持ってお断りをして下さい。
就職活動で多くの人事担当者や社会人の先輩たちと出会われたと思います。
その方々とは、将来どこかで、一緒に仕事をしたり取引先となったりする可能性を秘めた方々です。その人たちに誠意を持って接して、自分の気持ちや誠意を伝えていきましょう。人生の・社会人の先輩たちから見るとつたない部分もあるかもしれませんがその先輩たちも一度は通ってきた道です。
きっと理解していただけると思います。
「就活の基本!~内定について①」基本編はこちら